#51 ハイスクールのアレを終えて (後編)
「大成功です!」
すべてのクラスの上演が終わった後、打ち上げがてら、お弁当を二人で食べている時にカト先生はそう言ってくださった。
(このお弁当はカト先生オススメのお弁当であった)
ぼくは、カト先生が定年退職される直前の大切な授業で、先生に満足していただけた事を嬉しく感じた。喋ることが大好きなぼくらは、それからお弁当を食べながらいろんな話しをした。
言葉のこと。
対話のこと。
こころのこと。
そして教育のこと。
「謙虚というのは、他を受け入れられる余裕を持つことです。」とはカト先生の言葉。
お別れの際に、「これからも末長くよろしくお願いします。」というお言葉をいただき、
校門を出るまでぼくを見送り続けて下さった。
余談1
ギャラは当初提示していただいた額の3倍を頂いた。カト先生のご好意であった。
ぼくの働きにカト先生が感動してくださって事を嬉しく感じた。
余談2
この仕事を紹介してくれた友人(巨乳・人妻)にお礼のランチを奢ることにした。ランチであれば過ちは起きないというぼくのギリギリの理性が働いてくれた。
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