#19 インプロワークショプ2

少人数で即興の芝居を行うためのワークショップ。

 成立させるためにはやらなくてはならない事がたくさんあって、しかもそれぞれを高いレベルで求められる。 即興は誰でもできる。 長くやるだけっていうのも難しくはない。

今やろうとしているのは、「即興」で「芝居」で「最初から最後まで観客の興味を引き続ける」事ができ、しかも「長編」である。 

役者としてももちろん、脚本家や演出家の技量がなければ興味深いストーリーを創る事ができない。「人として成長せなあかんよ」って事なんだと思う。「狭いままの自分の器じゃできひんよ」っていう事。 

人としての魅力がそのまま表現者しての魅力になるのは、きっとインプロだけに限った事ではない。人として、アーティストとして、クリエイターとして、表現者として、少しずつ大きくなっていく必要がある。昨日よりも今日の自分が1ミクロンでも大きい自分でいること。でも決して真面目になりすぎず、遊び心を持ち続けること。

 ・一つ一のワークで貪欲に吸収する。 
・腑に落ちて自分の血肉になるまでは、解った気にならない。 
・達成できると信じる。 

日本でまだ誰も成立させられていないという事がモチベーションになっている。