木火土金水。ぼくの勤務曜日。嘘。五行の話。

木は火を生み、火は土を生み(灰に返す意)・・・というやつである。

最近読んだ別々の本にこの五行思想の話が出てきて、興味を抱く。

生み出すだけではない。火は金に強く、金は木に強い(斧で切り倒すから)という強弱関係も存在する。さらにさらに、木火土金水それぞれに、身体の部位や感情が司られている。例えば「火」は心臓を、感情面では「喜」を指している、という具合に。

さらに調べると、この五行思想に陰と陽の要素も併せた陰陽五行思想というものもあるらしい。興味深い。

ぼくがこれに興味を抱いたのは、すべてはバランスだよという考え方が根底にあるような気がしてならないからだ。

ぼくらは誰一人として一人では生きていけず、誰かに生かされてるという考え方ができる。物質面でも精神面でも。寿司を握れないぼくは寿司を食べたくなったら板前さんにお願いする必要があり、そのお寿司の対価として支払うお金はぼくの時間と能力を使って稼ぐしかない。そうやって提供したぼくの時間と能力でまた別の誰かが助かっている。という助け助けられの精神がこの思想には詰まっている気がしている。

少し深掘りしてみようと思う。1年後、インプロとか忘れて陰陽師になっているかもしれない。その時はお世話になった方々にひたすら謝った後に陰陽五行思想の素晴らしさを説こうと思う。